2026年のブロスタ競技シーン(BSC)開幕を控え、EMEA(欧州・中東・アフリカ)地域の有力チームが相次いで新体制を発表しています。
特に、過去に実績のある選手の復帰や、勢いのある若手の獲得など、今シーズンの勢力図を占う重要な動きが見られます。
Reply Totem:Joker選手が復帰、黄金期のメンバーが再集結
欧州の強豪Reply Totem(TTM)は、SK Gamingで2年間プレーしていたJoker選手の復帰を発表しました。
Joker選手は2022年にTTMでプロキャリアをスタートさせており、今回の移籍で当時のチームメイトであるMaru選手、Maury選手と再びトリオを組むことになります。この3名は過去にSPS Mobile Mastersでの優勝を果たすなど、高い連携力を誇るメンバーです。
また、今シーズンからは新たなヘッドコーチとして、昨シーズン南米のSKCalalasを率いたDaaNTz氏が就任します。世界大会で日本のCrazy Raccoonなどに阻まれてきた背景もあり、新体制での悲願達成に向けた動きが注目されます。
Team Heretics:iKaoss選手を中心に実力派若手を補強
スペインのTeam Hereticsも、2026年に向けた新ロスターを確定させました。すでに残留が発表されていたキャプテンのiKaoss選手に加え、新たにイタリア出身のMarco選手とSubeme選手が加入します。
両名は元NOVOのプレイヤーとして頭角を現しており、EMEA地域でも実力派として定着しつつある存在です。
指導陣についても大幅な強化が図られており、昨シーズンREJECTなどで指導に当たったLotus氏がヘッドコーチに就任。さらに、Revenant Xsparkを世界大会ベスト4に導いた実績を持つアナリストのPeri氏が加わります。組織として分析面を強化し、トップレベルでの安定した戦いを目指す姿勢が見て取れます。
📋 Team Heretics 2026 ロスター
各チームの分析
今回のロスター変更からは、各チームが安定した連携と緻密な戦略の両面を重視していることが伺えます。
Reply Totemは気心の知れたメンバーによる「練度」を武器にする一方で、Team Hereticsは実績あるコーチングスタッフによる「戦術」の強化に注力しています。特に、世界大会で日本勢などのアジア勢が優勢な状況が続いている中、これらの補強が対アジア戦でどのような効果を発揮するかが、今シーズンの大きな見どころになるでしょう。